湘南の注文住宅・こだわりのリフォーム

ダンハウスオーナーが「実現したこだわり」にとても満足し、自分の家に強い自信を抱いていることを説明して来ました。その「こだわり」はどうやって生まれたものなのでしょう。また、どうしてそんなに「強いこだわり」になったのでしょう。

建築中の私の家にも数々のこだわった場所があります。最初からこだわっていた場所。いつの間にかこだわるようになった場所。なぜこだわっているのか分からない場所。いろいろな場所がありますが、時間を経るにしたがってこだわる場所が増えて来ているような気がします。

葉山アトリエでの「結露、床暖房、躯体換気、生活動線、目線、風の通り」奥さんの手作り「白玉」つき個人講習会、オーナー宅での「初心者セミナー」を通じダンハウスを分かり始めた頃、家のコンセプトを具体的にどう説明したらいいか　よく分かりませんでした。

そこで家族のライフスタイルや希望をまとめ「要望書」を作りました。今となっては少し恥ずかしいものですがいくつか紹介させていただきます。

要望は「基本：一階で衣食住すべての生活が可能なバリアフリー住宅」から始まります。「玄関を入ったときに広々としている」「家の個性に驚きを感じる」は私の要望、「母娘二人がキッチンに立てる広さ」これは家内。「飾り棚が欲しいかもしれない」娘の要望もあります。

社長は1/100の図面作成を約束してくれました。「お金のことは無視する」ことが条件です。これには私も賛成でした。そもそも「お金を前提にする」と自由な発想が出来ないとの考えから「予算無視の要望書」を作っていました。

要望書を郵送してから一、二週間後1/100（プランA）がＦAＸされて来ました。家族の要望が図面になった瞬間です。設計用方眼紙に定規ではなく鉛筆で（後にシャープペンシルと判明）スケッチしたものでした。待ちに待ったものが来て大喜びではありましたが、同時に要望がちゃんと反映されているかとても不安でした。

不安は的中し、いくつかの要望が盛り込まれていませんでした。