垂木の上にアストロフォイルという遮熱材を取り付けていきます。
アストロフォイルは、NASAの宇宙開発で確立された「アルミと空気層」を使った遮熱理論を元に開発されたアルミ遮熱材です。
詳細な説明は省きますが、これにより屋根からの侵入熱量を36~47%カット(8~14畳エアコン1台分に相当)できます。
そして、アスロトフォイルで反射した熱を逃がす通気層を作る必要があり、まずは胴縁を打っていきます。
取り付けていない列がありますが、ここには天窓がくるので後回しです。
この上に野地合板を張り、通気層(軒裏→棟へ)が完成します。
ここまでやったところで雨や強風が続き、予定を変更して外壁回りの間柱関係をやることにしました。
1、2階、小屋裏までほぼ完了しております。
以下の画像まで大体5日かかっています。
SE構法は外に面している金物も処理する必要があります。
シリコンや防水テープなどで直接外気に触れないようにします。
これをやらないとこの金物が外気の影響をもろに受け、結露を発生させるのです。
以前他社のSE構法でやったお家のリフォームに入りましたが、雨漏りではないかというくらい結露でビショビショでした。
また今回は天井が基本的にないため、気密性を確保するために隙間は基本的に埋めていきます。
下の画像は、気流止めの材と、垂木、胴差との接合部分をシリコンで埋めているものです。
構造の柱と胴差接合部分も隙間があったので埋めておきました。
最後に室内です。
2階
小屋裏
来週から屋根下地に戻りますが、天気次第ですね。。。