宇宙開発から生まれた遮熱対策メインイメージ
2021.10.31
宇宙開発から生まれた遮熱対策

垂木の上にアストロフォイルという遮熱材を取り付けていきます。

アストロフォイルは、NASAの宇宙開発で確立された「アルミと空気層」を使った遮熱理論を元に開発されたアルミ遮熱材です。

詳細な説明は省きますが、これにより屋根からの侵入熱量を36~47%カット(8~14畳エアコン1台分に相当)できます。

そして、アスロトフォイルで反射した熱を逃がす通気層を作る必要があり、まずは胴縁を打っていきます。

取り付けていない列がありますが、ここには天窓がくるので後回しです。

この上に野地合板を張り、通気層(軒裏→棟へ)が完成します。

ここまでやったところで雨や強風が続き、予定を変更して外壁回りの間柱関係をやることにしました。

1、2階、小屋裏までほぼ完了しております。

以下の画像まで大体5日かかっています。

SE構法は外に面している金物も処理する必要があります。

シリコンや防水テープなどで直接外気に触れないようにします。

これをやらないとこの金物が外気の影響をもろに受け、結露を発生させるのです。

以前他社のSE構法でやったお家のリフォームに入りましたが、雨漏りではないかというくらい結露でビショビショでした。

また今回は天井が基本的にないため、気密性を確保するために隙間は基本的に埋めていきます。

下の画像は、気流止めの材と、垂木、胴差との接合部分をシリコンで埋めているものです。

構造の柱と胴差接合部分も隙間があったので埋めておきました。

最後に室内です。

2階

小屋裏

来週から屋根下地に戻りますが、天気次第ですね。。。

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