すまい給付金・長期優良住宅リフォームについてメインイメージ
2014.03.07
すまい給付金・長期優良住宅リフォームについて

昨日、パシフィコ横浜にて講習会に参加してきました。

約900名の申込があったようで、かなりの参加人数でしたね。
画像は、早くに着いてガラガラの様子です
20140306_132939.jpg
さて、まずはすまい給付金についての説明でした。
あまり新たな情報は無かったのですが、一通りご説明致します。
まず、「すまい給付金」の目的は、住宅ローン減税の拡充措置を講じてもなお効果が限定的な所得層に対し、すまい給付金を給付し、住宅取得に係る消費税負担増を緩和させる、といったものです。
では、「住宅ローン減税」とは、なんぞや?ということですが、
住宅ローン減税とは、毎年の住宅ローン残高の1%を10年間、所得税から控除する、といったものです。
現行(消費税5%)は、所得税からの最大控除額が「200万円」ですが、消費税8%後は、それが「400万円」となります。
ですから、満額恩恵を受けるには、最低でも4000万円以上の借入が必要です(返済をするので厳密には4000万円では初年度しか満額は受けれない)。
借入金額によっては、住宅ローン減税の恩恵を、5→8%に上がった3%分賄えない場合が出てきます。
例)3000万円の家購入(うち自己資金500万円、借入金額2500万円※30年元利均等払い)
1年目 残高24,400千円 ローン控除額244千円
2年目 残高23,800千円 ローン控除額238千円
とやっていくと、10年間で合計2,159千円のローン控除を受けることができます。
これですと、折角最大控除額が200万円→400万円に増額されたのに、159千円しか恩恵を受けておらず、3000万円の消費税増加分90万円を賄いきれていないことになります。
しかも引かれるだけの所得税(+住民税)があるかも大きく関わってきます。
そこで、
その賄えない人達への救済措置として、「すまい給付金」があります。
概ねでご理解いただきたいですが、給付額は以下です。
※本来は都道府県民税の所得割額によって決まります。
年収                     給付額
425万円以下         30万円
425万円超475万円以下  20万円
475万円超510万円以下  10万円
ざっと説明しましたが、もしご質問ある場合は、何でも聞いてください。
次回に、「長期優良住宅リフォーム」についてご説明致します。
この記事のカテゴリ:その他
 © 2021 danhouse co., ltd.
湘南地域のリフォーム・注文住宅は一級建築士事務所 ダンハウス株式会社
建設業登録 神奈川県知事許可 般~23 44283