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2007.12.14
Ⅱ-2、ダンシステム―温床(半澤式蓄熱床暖房)の概要

下図に温床のシステム図を示しましたが、、非常にシンプルな構成となっています。

この温床システムは、全てのダンハウスに標準装備されています。RIMCL100-MODE設計においても必須の技術となります。

Yukadanfig_2

・システム構成部材

     屋内温水配管材:Φ13mm架橋ポリエチレン管(100m/1巻)

     ボイラー廻り配管:20~25mmヘッダー

     ガス暖房専用給湯器  能力:15,000kcl/h  

        ( 灯油ボイラーでも可)

・システムの暖房可能面積

     ガス給湯器はシステム水量に限度があり、配管の総延長が

     制限されます。

     1ユニットにおける暖房可能面積は、100㎡以内を限度とします。

     この面積を超える場合は、給湯器を追加するか、1台の給湯

     器を電磁弁を使い、交互に切り替え運転をします。1.2階にシス

     テムを装備する場合や1フロアーの面積が大きい場合に採用します。

    (給湯器に灯油ボイラーを採用した場合はこの限りではありません。)

・運転制御

     メインコントローラーによる手動運転

     メインコントローラー付属のタイマー運転(ON,OFFとも1時間)

     サブコントローラーによる24時間タイマー運転

     複数回路がある場合は、電磁弁を24時間タイマー制御

・温度制御

     1回の運転時間と、1日の間の運転回数により快適環境を

     創ります。 これにより、個々人の体感温度、生活習慣に

     合わせることが可能です。

   運転例  1日・1時間/1回運転(朝又は夕方)  ガス代約月5,000円

          1日・2時間/2回運転(朝・夕方)   ガス代約月10,000円

          必要に応じて、手動運転(一番多い使われ方です。)

           その他、様々な組み合わせが可能です。

・システムのイニシャルコスト

    新築のダンハウスに装備する場合   1ユニット100㎡まで  50万円

                          蓄熱モルタルは建築工事です。

    

この記事のカテゴリ:温暖化対策住宅
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