下図に温床のシステム図を示しましたが、、非常にシンプルな構成となっています。
この温床システムは、全てのダンハウスに標準装備されています。RIMCL100-MODE設計においても必須の技術となります。
・システム構成部材
屋内温水配管材:Φ13mm架橋ポリエチレン管(100m/1巻)
ボイラー廻り配管:20~25mmヘッダー
ガス暖房専用給湯器 能力:15,000kcl/h
( 灯油ボイラーでも可)
・システムの暖房可能面積
ガス給湯器はシステム水量に限度があり、配管の総延長が
制限されます。
1ユニットにおける暖房可能面積は、100㎡以内を限度とします。
この面積を超える場合は、給湯器を追加するか、1台の給湯
器を電磁弁を使い、交互に切り替え運転をします。1.2階にシス
テムを装備する場合や1フロアーの面積が大きい場合に採用します。
(給湯器に灯油ボイラーを採用した場合はこの限りではありません。)
・運転制御
メインコントローラーによる手動運転
メインコントローラー付属のタイマー運転(ON,OFFとも1時間)
サブコントローラーによる24時間タイマー運転
複数回路がある場合は、電磁弁を24時間タイマー制御
・温度制御
1回の運転時間と、1日の間の運転回数により快適環境を
創ります。 これにより、個々人の体感温度、生活習慣に
合わせることが可能です。
運転例 1日・1時間/1回運転(朝又は夕方) ガス代約月5,000円
1日・2時間/2回運転(朝・夕方) ガス代約月10,000円
必要に応じて、手動運転(一番多い使われ方です。)
その他、様々な組み合わせが可能です。
・システムのイニシャルコスト
新築のダンハウスに装備する場合 1ユニット100㎡まで 50万円
蓄熱モルタルは建築工事です。