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2007.12.14
Ⅰ-6、RIMCL100住宅のまとめ

ダンハウス㈱ 温暖化対策住宅研究室では、危機的な状況になりつつある地球温暖化問題を踏まえ、住宅分野における、生産及び生活の両面からのCO2発生の抑制を急務と考え、”RIMCL100住宅”の普及を提唱するにいたりました。

ここまでは、充分とはいえませんが”RIMCL100”住宅の性能や意義、又、その根拠となる、"ダンシステム技術”の説明をしてまいりましたが、再度、その性能及び効果の一端をおさらいしてみたいと思います。

・建物の耐久期待年数    100年(30年毎の大規模改修見込)

・冬の暖房費          ガス代、月、5,000~10,000円(40坪実績)

                      1階20坪全館、17℃~22℃の環境 

                      2階20坪全館、15℃~21℃の環境

・夏の冷房費           電気代、月、2,000円(20坪実績)

                      20坪全館、27℃前後 の環境

                    地域によっては、エアコン不必要

                       小屋裏 46℃の時、2階居室31.5℃

                                    1階居室30.5℃

・温床(蓄熱式床暖房)  

    イニシャルコスト     400,000~500,000円(30坪迄)

    ランニングコスト     ガス代、月、5,000~10,000円(40坪実績)

    屋内設備メンテナンスコスト      0円   (20年実績)

    ガス給湯器設備メンテナンスコスト  0円   (20年実績)

    システムリフォームコスト        0円    (20年実績)         

・ ”RIMCL100”建物本体のコスト  参考値  60万円~(坪当り)

以上が湘南地域における生活データーをもとにした”RIMCL100”住宅の性能の指標となる絶対値です。比較データーを揚げられないのは残念ですが、この事実から、”RIMCL100”住宅では、生活コストが低く抑えられ、快適な生活環境を得られることがおわかりになると思います。そして、この性能を実現する為の技術が以下の3っつの技術である事も、これまでにくどいほど申し述べてきました。

     1.温床(蓄熱式床暖房)技術

     2.安全断熱(熱反射断熱)技術

     3.構造躯体自然換気技術

そして、1.2.3.の三っつの技術が1セットになって初めて、本当の意味での省エネルギー効果のある安全断熱構造が構築され、そこからローコストで快適な生活環境が保証され、ようやくにして、断熱住宅においても100年耐久実現性の可能性が見えてまいりました。

この記事のカテゴリ:温暖化対策住宅
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