湘南の注文住宅・こだわりのリフォーム

塗装は「茶」、珪藻土は「細かい藁少な目」、ビニルクロスは「ダンハウス定番」で決まり、社長から照明の話もあり完成まで「後一歩」と思いきや、昼のデザートを差し入れ頂いた奥さんのコメントでは「後三歩」とのことでした。

「今ある家具を完成後どこに置くか」は設計のときからの関心事ですが「家具を前提に間取りを考えると、何がなんだかわからなくなる」という社長のアドバイスもあり、設計段階では家具について一切無視して検討を進めてきました。「後三歩」とはいえ完成にだいぶ近づき、そろそろ家具について考えなくてはいけません。

左の写真は、家の近所に放置してあったのを拾って来た中学から愛用の机です。地域に外国人の家族が多く、母国から持ってきたのだと思います。拾ったものでもあり処分の予定でいましたが「結構、ダンハウスに似合うかも」という社長の一言で命拾いしリビングに置けるか検討中です。

その机を壁際に置こうとしているリビングの現場が次の写真です。内装を決めた私たちに机を置いた完成後の部屋のようすがイメージできないはずはないと思い「机を置く場所を決めておこう」と試みましたが、現場の状況では無理でした。初めて行ったレストランでメニューから味を想像するより難しいと思います。

使い慣れた机でさえ「置く場所」をイメージできない訳ですので、完成したダイニングテーブルにマッチするチェアやリビングセットなど購入予定の家具を今の段階で選ぶことは不可能です。

今は、「Ｈガーデンさん」「インターネットサーフィン」「現場と家との通り道にある中古家具屋さん」「奥さんとスタッフＦさんご紹介の鎌倉の中古家具屋さん」などで「家具を見る目」を勉強中です。「膨らむ家具のイメージ」と「もっと膨らむNY邸のイメージ」が頭の中で、ぴったり来たり来なかったり、想像の世界でたいへん楽しく過ごしています。

社長によれば「住んでからお店巡りを趣味にして、セールを狙って一つずつ買い揃えたオーナー」もいらっしゃるとのこと、私たちもそれがいいと思います。