親戚の叔父さんのようなお付き合いをさせてもらっているSGさんですが、21年経ち2階出入口の外階段が大分傷んできているので、思い切って新しく作り直すことにしました。
細かくメンテナンスしてくれていたのでここまで持ちましたが、普通は20年以上も雨ざらしの状態では持ちません。
オーナーの愛着を感じますよね。
正直雰囲気はバッチリなので少し躊躇しましたが、安全安心、耐久性を考えるとやり直さない選択肢はありません。
まずは解体して柱から立てていきます。
今回はハードウッドのウリン材で全て作ります。
佐藤大工(元棟梁)と亀井のコンビです。
ササラは90角です。
このササラ状の90角柱に三角状にした材料を取り付け踏板を乗せます。
大分階段らしくなってきましたね。
大枠はほぼ完了です。
あとは横板と笠木を取り付ければ完成となります。
完成しました!
実は以前のものと比べると、60㎝ほど大きくしています。
以前のものは給湯器の手前でしたが、新規のものは給湯器を覆うくらいまできています。
これにより、約1820㎜×1000㎜のフラットな踊り場を設けることができました。
これからも末永く安全に使ってもらえるかと思います。
少しだけ心配していた雰囲気も全然問題なく、さらにしっかりとしたものが出来上がった!という感じになりました。
良かったです。
他にも佐藤大工が細やかな気遣い、仕事をしてくれましたがそれはまた機会があればご紹介いたします。