研修2日目は、熊野古道、熊野大社に行ってきました。
昔のままとのことです。
先人が歩んだ道を現代でも歩いていることに何か不思議な感覚をおぼえます。
所々に石垣があります。
このような場所には以前住居があったようです。
熊野古道付近に、熊が出たとの噂があり、少しビクビクしながら歩きました。
次に向かったのは、熊野大社です。
本堂が素晴らかった。
特に目をひくのが屋根。
幾重にもなった「檜皮葺き」※に目が釘付けとなりました。
(※) 檜皮葺きとは、樹齢70~80年生の檜(ひのき)の外樹皮を巾15センチ程度、長さ75センチ程度に仕立てたもの
(=平葺き皮、ひらぶきかわ)を中心に、その皮を1.2センチずつずらして葺き重ねて、竹釘を使って止めていく
屋根葺き工法です。屋根葺き替えの周期は、環境の違いにもよりますが、一般に40年前後とされています。
今回の和歌山研修は本当に勉強になったとともに、日本の林業について考えさせられるものがありました。
ダンハウスも少しでも日本の未来の木材に貢献できるように考えを改めていく所存です。
来年は若い棟梁を連れて行きます。