山を案内された後に次に行ったのは、山長さんのプレカット工場でした。
当たり前なのかもしれませんが、面積、設備投資は相当なものでした。
しかし、目を見張ったのは、最終的には人の手、目をしっかりと工程の中に入れていることです。
在庫にする材料も全て状態をチェックして、状態が一目でわかるように1本1本全てに書き込んでいきます。
4面の状態、上下、どの部分に何があるか等々書いてあるそうです。
これはほんの一部ですが、全ての材を人の目で最終的にはチェックしています。
工程を見ると分かりますが、品質チェックには相当なものを感じました。
ヤング係数、含水率もしっかりと刻印されているので構造計算もできますね。
木材の乾燥設備も、減圧式(減圧することにより60~70℃程度で木材の水分を乾燥させることができる)のを使用していて、木材の色を変えることなく乾燥させられます。
まだまだ課題があると仰っていましたが、こういう会社さんの木材を扱いたいなと強く強く思いました。
ダンハウスは少しだけ舵をとることになるかもしれません。