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2017.02.11
一家に一台!

ダンハウスでは大工さん手作りのダイニングテーブルを制作しています。


昔は2×4工法だったので、最初に良いツーバイ材をとっておいて、それをボルトで繋ぎ合わせて作っていましたが、15年ぐらい前から2×4工法からSE構法(在来も)に変化したので、それからは、4000(長さ)×600(幅)×70(厚)ぐらいの杉材を加工して作るようになりました。
素材①.jpg

まずは材木屋さんで材料選びです。
個人的には節がある、自然を感じることができるものが好きなのですが、やはり一般的には節なしのほうが人気があります。

この材料を半分に切り、繋ぎ合わせると、2000(長さ)ぐらいのダイニングテーブルを作ることができるのです。

基本的には大工さんに粗方作ってもらい、仕上げ(削り、塗り)を施主さんがやります。
津崎邸作業.JPG

削りは半日あれば大体できます。
ただ、木の粉で自分も真っ白になりますが。。。
塗りは3回ほど削りと塗りを繰り替えすので、少しだけ日数はかかりますね。

完成するとこんな感じになります。
金子邸.jpg

どこで繋いでいるか分からないでしょう。
角度によっては分かりますが、これで十分かと思います。
こういうテーブルを1枚もので購入すると、数十万円~100万円程度はしますから。

ビス、釘は1本も使っていません。
唯一、天板を繋ぎ合わせるのにボルトを使っているだけです。
ですので、メンテナンスも容易です。
内田邸①.JPG

本当の1枚もので作ることもあります。
大橋邸.JPG

オフィス用でも作りました。
8mぐらいだったでしょうか。
タナクロ②.jpg

テーブルの中心には配線ができる仕組みになっており、フタもつけました。
タナクロ①.jpg


仕上げだけでも自分でやると「愛着」がわくので、より大事に使ってもらえます。

だから、20年以上経った今でも当時作ったテーブルを皆さんが使い続けてくれているのですね。



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