ダンハウスの一番のウリである、蓄熱式床暖房の施工です。
まずは、基礎の土間コンの上にポリフィルム(防水・防湿シート)を敷きます。
これで下からの湿気は防げますね。
次に、防湿シートの上に、カネライトフォームという厚さ50mmの断熱材(保温版)を敷きます。
これで、下からの冷気を遮断し、床暖房の暖かい空気を下に逃しません。
そして、輻射熱を97%反射するアストロフォイルを敷きます。
熱移動の三原則は、「対流」「伝導」「輻射」です。
カネライトフォームで熱の「伝導」「対流」を防ぎ、アストロフォイルで「輻射」を反射させます。
最後に、ワイヤーメッシュを敷いて、それに、温水パイプ(架橋ポリエチレン菅)をとめていきます。
200mm間隔です。
システムバスの所を除き、全ての場所に温水パイプが通るようにします。
リビング
玄関
洗面所
リビングに通じる通路
階段下
インナーバルコニー
キッチン
80m程度を1系統(行って帰ってくる)として、3系統で施工しています。
行き帰りがあるので、全部で6本あるように見えます。
これをモルタルで埋めます。
このモルタルに蓄熱させるんですね。
完成です。
あとは天端の均しと乾燥です。
床材が「木」の所は、キレイに均します。
床材がテラコッタタイルのところは、接着用のモルタルがつきやすいように、下地を粗くしておきます。