久方振りの更新になってしまいました。
さて、今までダンハウスの床暖房は通常の呼び方で、「蓄熱式床暖房」としていましたが、この度それを「半澤式蓄熱床暖房」と名付けることとしました。
社長半澤信弘が発明したものでありながらも、その技術を独り占めしようとはしなかったことに経緯を表しました。
昭和62年創業以来、ダンハウスの通常設備とし、多くのオーナーの皆様から嬉しい評価をいただいています。
具体的な施工方法ですが、
まずは下からの湿気を防ぐために、防湿シートを敷きます。
次に、防湿シートの上に、カネライトフォームという厚さ50mmの断熱材(保温版)を敷きます。
次に、銀色のアストロフォイル(輻射熱を97%反射)と温水パイプをとめるワイヤーメッシュを敷きます。
そして、ワイヤーメッシュに温水パイプ(架橋ポリエチレン菅)をとめていきます。
1階部分全てにです。
和室
玄関、廊下
トイレ
便器をビスで床に固定する必要があるので、それを避けて温水パイプを設置します。
キッチン
リビング
80m程度を1系統(行って帰ってくる)として、3系統で施工しています。
行き帰りがあるので、全部で6本あるように見えます。
最後にこれを蓄熱させるためのモルタルで埋めます。
うちたてホヤホヤです。
3回にわけ、少し時間をおき、平らになるようにコテでならします。
これで完成です。