本現場では屋根仕上げ瓦として新素材で作られた”ROOGA”を採用しました。鉄平石模様の厚みのある軽くて丈夫な材料です。価格は瓦とほぼ同じで高めすが、屋根の形状から安全性を考慮し採用することになりました。
”ROOGA”葺きと瓦桟、板金捨て谷納まり
マンサード屋根を採用した事で、小屋裏居室の採光をドーマーの窓から確保することにしました。天窓による採光ですと非常に簡単な施工で済みますが、表情に乏しくなる為、敢えて面倒なドーマーにしましたので、雨仕舞いの板金工事も難しく職人さん泣かせの工事になりました。幸いな事に寺社建築の経験の深い職人さんを手配出来た事とわが棟梁の知恵により無事に納まりました。棟梁と板金職人さんに”感謝””感謝”です。
ドーマー廻り板金工事
この後の作業は屋根工事を途中で正月休暇に入ります。