地盤補強工事メインイメージ
2009.10.13
地盤補強工事

建築確認済証がおりて、いよいよ工事の始まりです。

IW邸敷地は、S.S.試験(スェーデン式サウンディング試験)によると、1.5m、4.0m付近に100kg自沈層がある為、地盤の補強が検討されました。支持地盤は5mです。

一般的に住宅の地盤補強として採用されている工法に、①表層改良工法、②鋼管杭工法、③柱状改良工法があります。

IW邸では、③柱状改良工法の一つである、タイガーパイル工法が採用されました。

タイガーパイル工法:鋼管芯材を有するソイルセメントコラムによる柱状改良工法

芯材:節つき鋼管:Φ76.3mm  L4000mm  肉厚t3.2mm

コラム径:Φ400mm     掘削長:L5000mm  本数:40本

地耐力:50kN/㎡で設計(一般的な木造2階建て住宅は30KN/㎡)

計画建物:SE構法、ベタ基礎、3階建て。建物総重量:1400KN。

       建物1㎡あたり重量:1400KN/67㎡=約21KN/㎡

写真は、敷地にセットされたトラック、杭打ち機械、ソイルセメント、段つき鋼管です。

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Φ400mmの穴を設計位置に錐で揉みながらあけます。錐の先端からソイルセメントを流し込み柱状に地盤を改良します。

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柱状改良した後、段付き鋼管を挿入します。

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