実際に建物に採用し、温度・湿度データーを確認してみての感想です。
・夏の直射日光の反射率:メーカー資料から屋根面での反射率97%
・冬の断熱材の指標、熱抵抗値はロックウール100mmと同等
・ベイパーバリヤー機能、断熱機能、熱反射機能を併せ持つ
・防湿性がある
・構造躯体の換気性確保が容易
熱反射断熱シートと従来断熱材の性能比較ーメーカー資料より
断熱材による特性比較 | ||||
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断熱の種類 | グラスファイバー | ロックウール | PUフォーム | 熱反射シート |
熱抵抗R値 | 0.5~0.75/25mm厚 | 0.5~0.75/25mm厚 | 0.75/25mm厚 | 3.18 |
断熱効率 | 湿度により減少 | 湿度により減少 | 最初の6ヶ月に減少 | 変化無し、長持ち |
火災時の特性 | 燃焼時灰の 発生 |
燃焼時灰の 発生 |
煙に毒性アリ | 不燃性 |
健康に対する 影響 |
ダスト発生 可能性アリ |
ダスト発生 可能性アリ |
火災時注意 | なし |
防湿性 | なし | なし | なし | あり |
施工性 | 要防塵マスク・ グローブ |
要防塵マスク・ グローブ |
時間がかかる | 容易かつ迅速 |
単独使用 | ベイパーバリア 必要 |
ベイパーバリア 必要 |
ベイパーバリア 必要 |
可 |
夏季の熱モレ | あり | あり | あり | なし |
冬季の熱モレ | あり | あり | あり | なし |
カビ等の発生 |
促進する |
促進する 可能性あり |
促進する 可能性あり |
なし |
以上は、熱反射シートメーカーの資料による |
採用断熱材による建物への影響の比較 | ||||
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断熱の種類 | グラスファイバー | ロックウール | PUフォーム | 熱反射シート |
構造躯体の 換気性の確保 |
外壁通気層が必要 | 外壁通気層が必要 | 外壁通気層が必要 | 外壁・間仕切壁 共に確保 |
断熱性能の 確認 |
機械による測定 | 機械による測定 | 機械による測定 | 不必要 |
施工技術 | 一定の技術が 必要 |
一定の技術が 必要 |
一定の技術が 必要 |
容易かつ迅速 |
躯体内結露の 心配 |
アリ | アリ | アリ | なし |
建物の耐久性への心配 | アリ | アリ | アリ | あり |
建物の健康に 対する影響 |
心配 | 心配 | 心配 | なし |
リフォームに 対する自由度 |
心配 | 心配 | 心配 | あり |
既存建物の 断熱 |
困難 | 困難 | 困難 | 容易かつ迅速 |