Ⅲ-3、ダンシステム―熱反射断熱材の性能メインイメージ
2007.12.19
Ⅲ-3、ダンシステム―熱反射断熱材の性能

実際に建物に採用し、温度・湿度データーを確認してみての感想です。

・夏の直射日光の反射率:メーカー資料から屋根面での反射率97%      

・冬の断熱材の指標、熱抵抗値はロックウール100mmと同等

・ベイパーバリヤー機能、断熱機能、熱反射機能を併せ持つ

・防湿性がある

・構造躯体の換気性確保が容易

熱反射断熱シートと従来断熱材の性能比較ーメーカー資料より

断熱材による特性比較
断熱の種類 グラスファイバー ロックウール PUフォーム 熱反射シート
熱抵抗R値 0.5~0.75/25mm厚 0.5~0.75/25mm厚 0.75/25mm厚 3.18
断熱効率 湿度により減少 湿度により減少 最初の6ヶ月に減少 変化無し、長持ち
火災時の特性 燃焼時灰の
発生
燃焼時灰の
発生
煙に毒性アリ 不燃性
健康に対する
影響
ダスト発生
可能性アリ
ダスト発生
可能性アリ
火災時注意 なし
防湿性 なし なし なし あり
施工性 要防塵マスク・
グローブ
要防塵マスク・
グローブ
時間がかかる 容易かつ迅速
単独使用 ベイパーバリア
必要
ベイパーバリア
必要
ベイパーバリア
必要
夏季の熱モレ あり あり あり なし
冬季の熱モレ あり あり あり なし
カビ等の発生

促進する
可能性あり

促進する
可能性あり
促進する
可能性あり
なし
以上は、熱反射シートメーカーの資料による
採用断熱材による建物への影響の比較
断熱の種類 グラスファイバー ロックウール PUフォーム 熱反射シート
構造躯体の
換気性の確保
外壁通気層が必要 外壁通気層が必要 外壁通気層が必要 外壁・間仕切壁
共に確保
断熱性能の
確認
機械による測定 機械による測定 機械による測定 不必要
施工技術 一定の技術が
必要
一定の技術が
必要
一定の技術が
必要
容易かつ迅速
躯体内結露の
心配
アリ アリ アリ なし
建物の耐久性への心配 アリ アリ アリ あり
建物の健康に
対する影響
心配 心配 心配 なし
リフォームに
対する自由度
心配 心配 心配 あり
既存建物の
断熱
困難 困難 困難 容易かつ迅速
この記事のカテゴリ:温暖化対策住宅
ダンハウスで建てたオーナーを訪れる
SE構法 蓄熱式床暖房
全国対応注文住宅
今日の工事へ
お問合せ
資料請求
逗子 葉山 鎌倉 一級建築士事務所
ダンハウス株式会社
〒249-0006
神奈川県逗子市逗子4-11-30
TEL 046-884-4588
FAX 046-884-4589
ご相談から発注まで
よくあるご質問
 © 2021 danhouse co., ltd.
湘南地域のリフォーム・注文住宅は一級建築士事務所 ダンハウス株式会社
建設業登録 神奈川県知事許可 般~23 44283